曽根輝の家族構成!母、兄は引っ越しまで!?家族で全力サポート!大学辞めたのは?五輪で連覇へ!

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女子柔道78㎏超級の曽根輝(そねあきら)選手は福岡県出身の24歳。

身長は162㎝と最重量級の選手としては小柄で、同階級の選手はほとんどが曽根選手より大きな選手が多い階級です。

その階級で東京オリンピックへ初出場し、初優勝を飾りました。

私もオリンピックでの決勝戦を観戦していましたが、相手選手との身長差がとても大きく、こんなに身長差のある選手に勝てるのか??と思いながら応援をしていました。

また曽根輝選手は現在、パーク24へ所属していますが大学は環太平洋大学から日本大学へと編入をしています。その気になる編入理由についても調べてみました!

曽根輝選手の家族構成は?母、兄は引っ越ししてサポート!

曽根輝選手は両親に姉が1人、兄が3人の7人家族です。

父親の曽根行雄さんも柔道の経験者です。行雄さんも身長が169㎝と小柄だったため、曽根輝選手も小柄になると思い、担ぎ技を幼い頃から教え込んでいました。

今でも曽根輝選手の担ぎ技である体落としが得意です。

長男(曽根勝さん)は柔道整復師の資格も持っているため、試合の合間にはマッサージを受けることもあったそうです。

曽根輝選手が環太平洋大学に進学を決めた時、長男の勝さんは曽根選手の練習パートナーと体のメンテナンスのため、母親の美香さんは食事管理のために、共に岡山に移りました。

かなりの覚悟がなければ、今までの生活を変えて娘(妹)のために一緒に大学のある所に引っ越すなんてできません。

身長が162㎝と78キロ超級の選手としては小柄な曽根選手。

体格差が大きい重量級は日本人選手に不利と言われています。なので当然体格で上回る海外選手への対策が必要となります。

オリンピックイヤーとなった今年は、本格的に勝さんに練習パートナーとなってもらい、海外の選手ならではのパワーや技術への対策を重ねています。

勝さんは、妹のサポートに自分の資格を生かしていることもすごいことだと思いました。

努力家な曽根輝選手は納得するまで練習を行うため、練習を止められることもあったみたいです。

ここまでの家族のサポートがあり、曽根輝選手はここまで成長し金メダリストにまで上り詰めたのですね。

曽根輝選手の大学退学理由は!?

曽根輝選手は2019年4月に岡山県の環太平洋大学に入学しています。

環太平洋大学は柔道の名門大学でこれまでにも国内トップクラスの選手やオリンピアンも輩出している大学です。

環太平洋大学ではバルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦さんが、女子柔道部総監督として在籍していました。

柔道家として有名な古賀稔彦さんは環太平洋大学で柔道を指導されていたのですね。残念ながら古賀さんは、闘病ののち2021年3月に亡くなっています。

柔道界のレジェンドに教えを請おうと期待して大学に入学したに違いありません。

そのために家族で岡山に越してきた曽根輝選手ですから。

しかし曽根輝選手が大学に入学してまもなく、古賀さんががんを発病し闘病生活となりました。

大学1年時には世界選手権で優勝もしていますが、目標はあくまで東京オリンピックで金メダルを獲ることでした。

その決意が自主退学をする理由となったのではないでしょうか。

私も大学までスポーツをしていましたが、環太平洋大学は野球やサッカー、陸上競技などほかのスポーツも強豪なイメージがありました。

環太平洋大学の女子柔道部の練習はかなりきつく、朝6時から階段でのトレーニングを行うなど、他の部活をしている学生たちも驚くくらいの練習量だったようです。

曽根輝選手の座右の銘は「3倍努力」です。

小学生時代は1000試合もの試合をこなしてきた曽根輝選手。大学では十分に練習ができない環境もあり、苦しんでいたようです。

環太平洋大学を辞めた後、曽根輝選手は柔道でパーク24と連携をしている日本大学へと進学をしています。

今後も曽根輝選手が活躍してくれることで身の回りの人だけでなく、これまでの指導者やサポートしてくれた方、私たちファンにもパワーを届けてくれることだと思います。

パリオリンピックで再び金メダル!

曽根輝選手は東京オリンピックでは見事金メダルを獲得しました。

日本女子が78㎏超級で金メダルを獲得したのは、2004年アテネ大会の塚田真希選手以来の17年ぶりでした。

この階級ではやはり身長差なども含め、海外勢が強い階級とされていますが、この階級で日本人が2連覇する姿を見てみたいと思います。

そんな曽根輝選手はパリオリンピックへの出場はすでに確定しています。インタビューでは「必ず金メダルを獲る気持ちで頑張っていきたい」と言っていました。

日本では柔道のレベルが高く、オリンピックや世界大会で金メダルを獲得することがごく普通のことかのように思ってしまうかもしれませんが、決してそうではありません。

曽根輝選手のようにほかの人よりも3倍努力できるような選手だからこそ、立てるポジションだと思います。

パリオリンピックでも1番輝いた色のメダルを首に下げていることに期待しましょう!

まとめ

曽根輝選手についていろいろと書かせていただきましたが、本当に努力家で柔道に真摯に向き合っていることが分かります。

私たちはオリンピック優勝など輝かしい姿だけいつも見せてもらっていますが、その裏ではもうやりたくないと思うくらいの稽古をしているのですね。

こういったスポーツ選手の姿を見ていると、私もいつもパワーをもらえます。自分も頑張ろうとそういった気持ちになれます!

パリオリンピックでも曽根輝選手のパフォーマンスに期待したいと思います!

 

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