NBAで活躍する八村塁選手。
その卓越したバスケットボールのスキルと落ち着いたプレースタイルは、世界中のファンを魅了しています。
しかし八村塁選手の魅力はコート上での活躍だけではありません。
今回はそんな八村塁選手を作り上げてきた家族にスポットを当て、彼のルーツや家族との絆、そして弟妹の活躍について深掘りしていきます。
是非最後までお付き合いください。
八村塁の家族はみんな凄いっ!構成は?
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八村塁選手はベナン人の父と日本人の母の間に生まれました。
異なる文化を持つ両親のもとで育った彼は、幼い頃から多様な価値観に触れる機会に恵まれていました。
この多文化的な環境が、八村塁選手の国際色豊かな人物像を形成したと言えるでしょう。
八村塁選手の家族は、彼を含め4人きょうだいです。
弟の八村阿蓮さんもバスケットボール選手として活躍しており、東海大学を経てBリーグでプレーしています。
また、妹の八村安美菜さんもバスケットボールを経験しており、スポーツ一家であることがわかります。
八村塁選手の家族構成は単に人数や関係性だけでなく、ハーフという境遇から多文化が融合したユニークなものである点が特徴です。
この多様な背景が彼の国際的な活躍を支えているのかもしれません。
八村塁の家族:父も母も超エリート!

写真:アフロ
八村塁選手の父親はアフリカ大陸のベナン出身で名前はザカリ・ジャビルさんと言います。
奨学金でカイロ大学に進み、その途中で日本の大学に留学し経済学を勉強していました。
大学卒業後は富山で居酒屋を経営していましたが、現在は閉店しその後の情報はわかりませんでした。
非常に語学が堪能な方で、日本語のほかフランス語など7か国語をしゃべる事ができるそうで、大学留学を経験されているなど非常にエリートな方の様です。
八村塁選手の母親は麻紀子さんといい、富山県内で英語とフランス語の教室を開いていました。
教室を開くぐらいですから語学は堪能で、父親のザカリ・ジャビルさんとのコミニケーションは何の支障もなかったのでしょう。
ちなみに、麻紀子さんは八村塁選手に英語を教えたことはないそうです。
家庭内での会話はどの言語でされていたのかは不明ですが、八村塁選手の流暢な英語のインタビューなどを聞くと、幼いころから英語に接する機会が多かった印象をうけます。
八村塁選手が中学1年生の時にご両親は離婚されており、現在は別々に生活しています。
しかし、関係性は良好だったようで、離婚はしたが元夫とはよく合っていたことから、「一人で子育てしたという印象はない」と麻紀子さんはインタビューで語っています。
八村塁選手のドラフト会議には家族で出席していることから、現在の夫婦の関係性が伺えますね。
八村塁の家族:弟妹も凄い経歴!
八村塁選手には4人兄弟で弟と2人の妹が存在します。
弟:八村阿蓮さん

写真:小永吉陽子氏
八村塁選手の弟の阿蓮さんは日本プロバスケットボールB1リーグの群馬クレインサンダースに所属するアスリートです。
中学1年生から本格的にバスケットボールに取り組み、2つ違いの八村塁選手とは高校生の時に同じ部活に所属していました。
八村塁選手は後輩になった阿蓮さんを厳しく指導したとインタビューで語っています。
それは八村塁選手は阿蓮さんを人一倍気にかけいたと語っており、もしかしたらそれを周りに悟られないように厳しく接していたのかもしれません。
筆者も経験ありますが、身内が同じ部活いるとやりにくいところはあり、でも成長してほしいという思いもあるので、どうしても厳しくなるのは納得できますね。
そんな阿蓮さんは兄弟で日本代表入りして世界と戦うことが目標と語っています。
U22日本代表に選ばれるなど着実に世界へ一歩ずつ前進しているので、目標達成もそう遠くはないかもしれませんね。
非常に楽しみです。
妹:八村安美菜さん

写真:朝日新聞デジタル
妹の安美菜さんもお兄さんから刺激を受け、中学1年生からバスケットボールを始めています。
明星学園(東京)のバスケットボール部に所属し、高校最後の大会で惜しくも 破れてしまいました。
体を張ったプレーが持ち味でリバウンドなどでチームに貢献するも、明星学園の椎名真一監督からは「性格が優しすぎるところが弱点」と指摘されています。
椎名監督からは潜在能力があると認められ、全国大会に出場するレベルにまで成長しましたが、今後については「まだバスケットを続けるかどうか決めていない」と話しています。
その後のバスケットボールに関する情報は見つけることができず、バスケットボールを辞めてしまった??のかもしれません。
しかし実力は認められているので、今後またどこかで表舞台に現れるかもしれませんね。
妹:八村まりさん
一番下の妹のまりさんの情報は見つけることができませんでした。
三人の兄姉がバスケットボールに精通していることから、これからバスケットボールを始める可能性もありますね。
八村塁選手は一番下のまりさんを非常にかわいがっているとのことで、高校最後の大会で優勝した記念撮影では、まりさんを抱っこして写真に納まっている画像が残っています。
昔からハーフであることを理由にいじめられてきた八村塁選手は、妹に優勝した姿を見せて「ハーフであることを誇りに思え!」と伝えたかったのかもしれませんね。
八村塁の家族:祖母が大好き♡
八村塁選手はおばあちゃん子だったようですね。
NBAのドラフトの時に、両親と一緒に祖母もアメリカまで呼んでいるので、八村塁選手がどれほど祖母のことが大好きで、喜ばせたいと思っているかがわかりますよね。
インタビューがあまり得意ではない八村塁選手は、祖母が見てくれるからインタビューを受けると語っていますね。
八村塁選手は幼少期から祖母を大切にしており、インタビューのエピソードからも祖母への思いが伝わってきます。
NBAのトッププレーヤーながら、親近感の沸くなんとも心温まるエピソードですね。
八村塁の家族への絆が強い理由は?
当時八村塁選手が生まれついた富山では、ハーフの子供は少なかったようです。
物珍しい黒人のきょうだいは周りからは目立つ存在だったようで、中学生の時にバスケ部の先輩からいじめを受けていました。
その時はバスケ部の同級生が守っててくれたようですが、同じように弟や妹もいじめの対象になったようです。
その時、八村塁選手は現場に「殴り込み」にいったという噂がありますが、真相を探る記事を発見しました。
八村塁選手はこの殴り込み??の真意をインタビューで質問されており、「そんなことありましたね。。」と認めています。
頼れるものは血のつながったお兄さんです。心強いお兄さんと慕われていたのでしょうね。
兄弟間では喧嘩はしていたのですが、弟がいじめられて帰ってくると守りに行っていたと語っています。
外からいじめなどがあると許せなかったのでしょう。
ハーフという環境で生まれ育った境遇から、八村塁選手の家族に対する愛情は非常に強く、長男であることで自分が弟や妹を守らなければという使命感があるのかもしれません。
強い絆で結ばれた兄弟ですね。
また母親の麻紀子さんは、子供たちがからかわれたりすることがないよう、周りの人たちと仲良く溶け込むようにしていたようです。
当時八村家は3LDKの県営住宅で暮らしていましたが、麻紀子さんは草むしりや掃除など共同作業は進んで参加したり、周りとのお付き合いもしっかりしていたとか。
そのおかげか八村家族のことを悪く言う人はいなかったと、同じ県営住宅に住んでいた方が話しています。
お母さんもしっかりと守ってくれていたんですね。
まとめ
八村塁選手の家族は、多様な文化が融合した温かい家庭です。
ベナン人の父と日本人の母を持ち、弟の八村阿蓮さんもバスケットボール選手として活躍しています。
妹の八村安美菜さんもバスケットボール経験があり、スポーツ一家として知られています。
家族のサポートが、彼のNBAでの活躍を支えていることは間違いありません。
この記事を通じて八村塁選手に対する理解を深められたらよいなと考えています。
これからも八村塁選手を応援していきたいです!
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