富樫勇樹はなぜキャプテンに相応しいのか!父は偉大なバスケ指導者?

身長167cmと日本人選手としては小柄ながら、卓越したテクニックとゲームメイクでBリーグを席巻する富樫勇樹選手。

中学時代からその才能が開花し、高校卒業後にはアメリカに挑戦。

NBAの舞台を経験したのち日本に帰国、Bリーグで新たな伝説を刻み続けています。

華麗なボールさばきと勝負強さは、日本のバスケットボール界に新たな風を吹き込み、多くのファンを魅了しています。

この記事では富樫勇樹選手のこれまでの軌跡を振り返りながら、その魅力と日本のバスケットボール界への影響について探っていきます。

半端ない経験値!富樫勇樹選手がキャプテンに相応しい理由

過去最強といわれる日本男子バスケットボール代表でキャプテンをつとめ、指揮官の信頼も熱い富樫勇樹選手。

では、なぜ富樫勇樹選手は他の選手から信頼され、日本代表のキャプテンにふさわしいと認められているのでしょうか??

彼のこれまでの経験とリーダーシップに焦点を当て、その理由を探っていきましょう。

中学時代から頭角を現す才能

富樫勇樹選手は中学時代からその才能を開花させました。

身長は決して大きくありませんでしたが、卓越したボールハンドリングと高いバスケットIQで、チームを勝利に導く存在でした。

中学時代からすでにリーダーとしての素質を持ち合わせており、チームメイトを鼓舞しながら勝利へと導く姿は、将来を期待させるものでした。

アメリカでの挑戦と挫折

高校卒業後、富樫勇樹選手はアメリカに渡り高校バスケットボールに挑戦しました。

しかし、言葉の壁や異なる文化、そしてフィジカルの強さに苦しみ、思うような結果を出すことができませんでした。

170cmも満たない日本人が2mを越す選手が多数いるチームで与えられる出場機会は多くありません

おとりとなるプレーやフローターシュートなど体格差を補うためのスタイルに磨きをかけることでチームに貢献し、次第に信頼を得ていきます。
そして得たポジションは司令塔のガード

リーダーシップが非常に重要となるポジションで「常に声をかけ続ける」ことを求められるため、英語力は必須でした。

そのため「性格が変わった」と言われるほど英語力を身に着けるためコミュニケーションを取るようになったといいます。

この経験は富樫勇樹選手にとって非常に大きなものとなりましたが、同時に彼の心を強くし、成長のきっかけとなりました。

2014年にはNBAのマーベリックスと契約を結びましたが、身長差などに苦しめられ出場機会はありませんでした。

Bリーグでの活躍と日本代表への道

試合出場の機会を求めてアメリカから日本に戻り、Bリーグでプレーを開始した富樫勇樹選手は、すぐにその才能を発揮し、リーグを代表する選手の一人となりました。

卓越したゲームメイク能力と得点力だけでなく、チームメイトを活かすプレーや、コート上のリーダーシップも高く評価されました。

Bリーグでの活躍が認められ、日本代表に選出された富樫勇樹選手は、国際舞台でもその才能を遺憾なく発揮しました。

しかし2019年ワールドカップでは、日本代表選手として活躍を期待された中、大会直前の合宿で右手第4中手骨を骨折して日本代表から離脱してしまいます。

ワールドカップ自体も1次リーグで最下位に終わり、順位決定リーグでも全敗で大会を終了しています。

絶対的司令塔だった富樫勇樹選手の離脱により、痛いワールドカップとなってしまいました。

「スピード感にあふれ高い得点力を誇る富樫がいれば、結果が変わっていた可能性はある」と選手の中でも言われていたようです。

キャプテンとしての役割とチームへの影響

富樫勇樹選手は日本代表のキャプテンとしてチームをまとめ、勝利へと導く役割を担っています。

彼のリーダーシップはチームメイトからの信頼が厚く、チーム全体の士気を高めることに繋がっています。

富樫勇樹選手のリーダーシップの特徴は、以下の通りです。

率先垂範: 富樫勇樹選手自身が高いパフォーマンスを発揮することで、チームメイトに良い影響を与えています。
コミュニケーション能力: チームメイトとのコミュニケーションを大切にし、意見を交換しながらチームを一つにまとめています。
状況判断能力: ゲームの流れを的確に読み取り、適切な判断を下すことでチームを勝利に導いています。
責任感: チームの勝利のために、常に責任感を持ってプレーしています。

なぜ富樫勇樹選手がキャプテンにふさわしいのか?


富樫勇樹選手が日本代表のキャプテンにふさわしいと認められる理由は、以下の点が挙げられます。

豊富な経験:アメリカでの挑戦やBリーグでの活躍など、豊富な経験を持つ。
卓越したスキル: 卓越したテクニックとゲームメイク能力を持ち、チームを勝利に導くことができる。
リーダーシップ: チームメイトを鼓舞し、チームを一つにまとめることができる。
責任感: チームの勝利のために、常に責任感を持ってプレーする。
国際経験: 国際舞台での経験が豊富であり、国際試合でのプレッシャーにも対応できる。

富樫勇樹選手の経験とリーダーシップは、日本代表にとってなくてはならない存在となっています。
今後も富樫勇樹選手は日本のバスケットボール界を牽引し、日本のバスケットボールを新たな高みへと導いてくれるでしょう。

父はバスケ指導者?富樫勇樹選手のお父さんについて

卓越したバスケットボールセンスを持つ富樫勇樹選手の才能は、どこから生まれたのでしょうか。

その源を探る鍵となるのが、彼の父である富樫英樹氏です。

英樹氏はバスケットボール指導者として長年にわたり活躍してきました。

新潟県の新発田市立本丸中学校を2度の全国制覇に導き、その後は開志国際高校のコーチに転じ創部5年目でインターハイを制覇するなど数々の実績を残しています。

親子で築き上げたバスケットボール王国

英樹氏は幼い頃から富樫勇樹選手の才能に気づき、厳しくも愛情たっぷりに指導してきたようです。

中学時代には英樹氏が監督を務めるチームでプレーした富樫勇樹選手は、エースとしてチームを牽引し全国大会を制覇

その後、アメリカの名門高校に留学するも言葉の壁や文化の違いに苦労し、一度は日本に帰国。
しかしその経験が後の成長へと繋がりました。

親子対談で明かされる素顔

様々なメディアで親子対談が行われるなど、二人の関係は深く注目されています。

対談では、英樹氏が富樫勇樹選手に与えた影響や、勇樹選手が父から学んだことなどが語られています。

英樹氏は富樫勇樹選手について「才能だけでなく、努力家であり、リーダーシップもある」と評し、その成長を誇らしく思っている様子が伺えますね。

指導者としての英樹氏

英樹氏の指導法は、厳しさの中に温かさがあり選手から慕われる存在のようです。

彼は選手一人ひとりの個性や才能を最大限に引き出すことを心がけており、選手たちは彼の指導の下で大きく成長してきました。

富樫勇樹選手の才能は彼自身の努力はもちろんのこと、父・英樹氏の厳しくも愛情深い指導があったからこそ開花したと言えるのではないでしょうか?

親子で築き上げたバスケットボール王国は、今後も日本のバスケットボール界を盛り上げていくことに間違いありません。

富樫勇樹のプロフィール

男子バスケットボール日本代表で頼れるキャプテン富樫勇樹選手のプロフィールをまとめてみました。

華麗なる経歴の持ち主であることがわかるとおもいます。

所属チーム: Bリーグ 千葉ジェッツふなばし
ポジション: ポイントガード
生年月日: 1993年7月30日
身長: 167cm
体重: 65kg
出身地: 新潟県
学歴: 米モントローズ・クリスチャン高

経歴:
2013年~2014年 日本の旗 秋田ノーザンハピネッツ
2014年~2015年 アメリカ合衆国の旗 テキサス・レジェンズ
2015年~ 日本の旗 千葉ジェッツふなばし
受賞歴:
2013年:bjリーグ新人賞
2013年-2014年 10月):bjリーグ月間MVP
2014年:bjリーグ最多アシスト
2014年:bjリーグベストファイブ
2014年:bjリーグオールスターゲームMVP
2017年-2024年:8× Bリーグオールスター
2017年-2024年: Bリーグベストファイブ
2017年:BリーグオールスターゲームMVP
2019年:BリーグシーズンMVP
2019年:Bリーグベストタフショット賞
(2020年-2021年 11月, 2021年-2022年 4•5月, 2022年-2023年 3月: Bリーグ月間MVP
2020年, 2022年:Bリーグアシスト王
2024年:Bリーグ「ココロ、たぎる。」賞
2024年:東アジアスーパーリーグチャンピオン
2024年:東アジアスーパーリーグファイナルMVP
2024年:東アジアスーパーリーグベスト5
第92回、第94回、第98回、第99回:天皇杯 オールジャパンベスト5
第94回、第98回、第99回:天皇杯 MVP
東京運動記者クラブバスケットボール分科会選出 年間ベスト5(平成25年度)

驚くべきは受賞歴です!
受賞していない年の方が多いのではないでしょうか?

まとめると、富樫勇樹選手は日本のバスケットボール界において、数々の記録を残し多くの賞を受賞している非常に優秀な頼れるキャプテンです。

特にBリーグでの活躍は目覚ましく、他の選手と比較しても際立っていると言えますね。

まとめ

身長をものともしない卓越したプレーで、日本のバスケットボール界を牽引する富樫勇樹選手。

彼の活躍は、日本のバスケットボール史に新たな1ページを刻んでいます。

現在はオリンピック真っ只中
是非とも頼れるキャプテンの富樫勇樹選手と日本男子バスケットボール代表がオリンピックの舞台で一番景色のよい表彰台に上がることを期待しています。

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