【追記あり】デ・ アルマス・アラインのプロフィール!帰化した理由は?日本代表外れる!残念!!

バレーボール

先月、バレーボール日本代表に初選出され、話題を呼んだデ・ アルマス・アライン選手

実はアライン選手は2024年2月に日本国籍を取得しています。

アライン選手がどのような選手か気になっている方もいるのではないでしょうか。

こちらの記事では、アライン選手のプロフィール、帰化した理由、オリンピック出場についてまとめました。




デ・ アルマス・アラインのプロフィール

アライン選手の基本的なプロフィールはこちらになります。

名前 アライン・デ・ アルマス(デ・アルマス アライン)
所属チーム サントリーサンバーズ
生年月日 2001年3月4日
身長/体重 189cm/81kg
出身 ハバナ(キューバ)
ポジション アウトサイドヒッター

アライン選手の出身はキューバです。10歳の頃に親や先生の勧めでバレーボールを始めます。

中学生の頃に県の強化選手に選ばれ、スポーツの強い学校に進学します。

朝は練習、午後は授業という環境で過ごしていたそうで、キューバのジュニア全国選手権でチームは3連覇しました。

この3連覇にはアライン選手が大きく貢献しています。その活躍もあり、アライン選手はキューバU-16代表に選出されます。

しかし、当時のアライン選手は身長が低く、レギュラーを掴むのが難しかったそうです。

中学卒業後は、多くのスポーツ選手が集まるナショナルトレーニングセンターの中にある高校に通っていました。

バレーボールに専念できる環境に常に身を置いていたのが分かりますね! 

アライン選手のストイックさが伝わります。U-18キューバ代表に入っていましたが、身長のことがありレギュラーに選ばれない日々が続きました。

そんな中、アライン選手は宮崎県にある都城東高校へ転校することになります。

きっかけは当時、都城東高校の体育教師がキューバの先生で、その先生から誘われたからだそうです。

ご両親は反対されていたそうですが、アライン選手の強い意志によりアライン選手は日本へ一人で向かうことになりました。

日本での生活にはかなり苦労したそうで、言語の壁が大きかったと、アライン選手もインタビューで語っています。

しかし、学校のサポートがあったりチームメイトと積極的に会話することで少しずつ生活に慣れていきました。

高校卒業後は、サントリーサンバーズに所属。しかし、アライン選手はサントリーサンバーズに所属して1年間試合に出ることはできませんでした。

これには理由があり、外国人選手登録のルールで、アライン選手は試合に出場する権利を得ることはできなかったそうです。

アライン選手がサントリーサンバーズに所属し始めた頃、Vリーグの外国人登録選手は2人でした。かなり狭い枠ですし、ルーキーのアライン選手がその枠を勝ち取るのは難しかったと考えられます。

翌年、アライン選手は外国人枠を勝ち取り、試合に出場し始めました。

この活躍もあり、代表に選ばれたのではないでしょうか。また、サントリーサンバーズは今年V1リーグで優勝しました。これから強くなっていくであろうチームでさらに技術を磨いてほしいですね。



デ・ アルマス・アラインが帰化した理由は?

アライン選手は2024年2月1日に日本国籍を取得しました。チームに所属して4年、日本国籍の取得には少し驚きですね。

では、どうしてアライン選手は日本国籍を取得したのでしょうか。

実は、Vリーグには外国人選手の枠が3種類あり、アライン選手はB登録外国人選手として登録されていました。

B登録外国人選手の条件には、『日本に帰化する見込みがあること』と、いうものがあります。そのため、アライン選手は練習の傍ら日本国籍取得の準備を進めていたと考えられます。

Vリーグの外国人選手枠の条件はかなり厳しいですね。日本国籍を取得するのはかなり難しいため、アライン選手の帰化に向けての準備はかなり大変だったのではないでしょうか。

帰化に対してご両親は賛成だったそうです。かなり意外ですが、ご両親はもし怪我などで選手生命が絶たれた時に日本で仕事を続けやすくなると言われていたそうです。

アライン選手の今後のことも考えて帰化を後押ししてくれたのが素敵ですね!




【追記あり】デ・ アルマス・アラインが日本代表登録メンバーから外れる!

2024年3月9日、日本バレーボール協会はアライン選手が日本代表登録メンバーから外れると発表しました。

今季の日本代表登録メンバーに初選出されたが、日本協会によると、国際バレーボール連盟(FIVB)の定める登録資格(FIVB Sports Regulations条項5)有していなかったという。

問題の条項とは

国籍変更をした選手は、国際バレーボール連盟(FIVB)に申請した日から2年間は代表でプレーすることが出来ないという規定が存在していたようだ。

こんなの最初からわかってたことですよね!

ショックだと思います!!!アライン選手!!涙

2月に帰化し、オリンピック前の代表登録メンバーに入れたことでモチベーションも上がり、思いっきりバレーボールに打ち込んでいたと思います。

ネット上にも協会への批判が殺到。

「アライン選手がかわいそうすぎる」

「嘘でしょ、アライン選手このために頑張ってきて…あんなに喜んでたのに…」

「何でこんなことが起こるの」

「ちゃんと調べてからにして…」「これは酷い」

「完全に協会の不手際じゃん」「言葉が出ない」

もちろんショックは大きく、切り替えるのに時間がかかると思いますが、まだ23歳です。

これからまだまだチャンスはありますので、もう一度しっかり登録資格を得て、日本代表として活躍してほしいです!



デ・ アルマス・アラインのオリンピック出場は?

先日、日本代表に初めて登録メンバーに選出されたアライン選手。

パリオリンピック出場へ意識が向いているのではないでしょうか。

それでは、アライン選手はパリオリンピックに出場するのでしょうか。

アライン選手がパリオリンピック出場メンバーだという情報は見つかりませんでした。

しかし、まだ男子バレーボールの出場メンバーは決まっていません。

そのため、アライン選手も日本代表でアピールすればパリオリンピックに出場するチャンスは十分にあります。

前回の東京オリンピックのメンバー発表は6月上旬頃でしたので、パリオリンピックの出場メンバーも6月頃の発表と考えられます。

これからの日本代表では国内合宿が3回、オランダでの合宿が1回あります。そして、バレーボールネーションズリーグが5月下旬から6月下旬まで開催されます。

この間にアライン選手がどのようなアピールをするのか注目です。

【追記】

残念ながら、日本代表登録から外れたということはパリオリンピックに出場することはなくなったということです。

心の切り替えは難しいかもしれませんが、2年間技術を磨き、日本代表で大活躍してくださいね!




まとめ

高校生の頃から、たった一人で見知らぬ国へバレーボールをするためにやってきたアライン選手。

言葉もわからないなか、バレーボール以外のことでも大変だったと思います。

髙橋藍選手や高橋慶帆選手、エバデダン・ラリー選手などハーフの選手が多くいる中で、帰化をして日本代表になっているのはアライン選手だけです。

帰化までして日本代表としてプレーをしていく覚悟をきめたプレーに期待したいですね。

残念ながらパリオリンピックに向けての代表登録からは外れてしまいましたが、この悔しさをバネに先を見据え、進んでいってほしいです!

頑張れ!アライン選手!!



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